独ソ戦 5…指導者のプロフィールを考えてみる 公開日:2021年12月22日 書物感想近現代史 前回の報告で「戦争も文化の一つ」と述べたが、少し雑なので言い直すと、「戦争の遂行過程も、その地域に住む人々の文化の形態を表す」がより正確だろう。 例えば日本人は守るのは割合に上手だが、攻撃となると下手な場合が多い。これは […] 続きを読む
独ソ戦 4…首都には情報が詰まっている 公開日:2021年12月21日 書物感想近現代史 指揮官の感覚を狂わせるのは非常に有効 スポーツでも「相手の攻撃起点になるプレイヤーを徹底マークして、チーム全体のリズムを狂わせる」という作戦が効果的だ。超有名バスケ漫画「スラムダンク」の海南vs湘北戦で、湘北が海南の司令 […] 続きを読む
独ソ戦 3…惜しかった点が2つ 公開日:2021年12月20日 書物感想近現代史 「補給失くして勝利なし」は基本中の基本 そもそも1939年の段階で、中学の歴史教科書にも載っている有名な「独ソ不可侵条約(「日ソ中立条約」と混同して、「独ソ中立条約」とか「日ソ不可侵条約」などと間違えて覚えている受験生が […] 続きを読む
独ソ戦 2…思想的には相容れない2国 公開日:2021年12月19日 書物感想近現代史 独ソ戦は、ヒトラーの「東方植民地構想」が原因 つまり今のウクライナやベラルーシなどの穀倉地帯を確保することで、対イギリス戦争が膠着状態に陥っている間に、戦争を継続できる能力を手に入れようという話だ。食糧の確保自体には「戦 […] 続きを読む
独ソ戦 1…あまり知られていないドイツとソ連の戦争 公開日:2021年12月18日 書物感想 日本人にはあまりなじみがないが、大きな出来事だった戦争 去年、暮れの押し迫った時期、その時間の合間に「独ソ戦史」(朝日文庫 860円 )という戦争記録物を読んでいた。受験前で忙しいというのにお前は何をしているのだ、と非難 […] 続きを読む