百人一首084,085 … 藤原清輔朝臣、俊恵法師 公開日:2022年4月7日 国語書物感想百人一首 「ふじわらのきよすけ あそん」と読む 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき [現代和訳]この先も生きていくなら、今のつらいことなども懐かしく思い出されるのだろうか。昔は辛いと思っていたことが、 […] 続きを読む
百人一首081. 082,… 後徳大寺左大臣、道因法師 公開日:2022年3月28日 国語書物感想百人一首 後徳大寺左大臣 (ごとくじのさだいじん) ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる [現代和訳]ほととぎすの鳴き声が聞こえたので、その方に目をやってみたが、(その姿はもう見えず) 空には有明の月が残っ […] 続きを読む
百人一首078. 079, 080 … 源兼昌、左京大夫顕輔、待賢門院堀河 公開日:2022年3月24日 国語書物感想百人一首 源兼昌 (みなもとのかねまさ) 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守 [現代和訳]淡路島から通ってくる千鳥の鳴き声に、幾晩目を覚ましたことであろうか、この須磨の関守は [作者生没年・出典]生没年不明 […] 続きを読む
百人一首077 … 崇徳院 公開日:2022年3月18日 国語書物感想百人一首 「院」とは上皇のこと 瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ [現代和訳]岩にせき止められた急流が分かれても、またひとつになるように、わたし達の間も、将来必ず結ばれると信じています。 [作者生没年・ […] 続きを読む
百人一首076 … 法性寺入道前関白太政大臣 公開日:2022年3月15日 国語書物感想百人一首 「ほうしょうじ にゅうどう さきのかんぱく だじょうだいじん」と読む わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の 雲居にまがふ 沖つ白波 [現代和訳]大海原に船を漕ぎ出して、遠くを見ると、雲と見わけがつかないような沖の白波が立っ […] 続きを読む