百人一首055…大納言 公任 公開日:2022年2月15日 国語書物感想百人一首 当時の歌人として超一流の芸術家 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞えけれ [現代和訳]流れが絶え、音が聞こえなくなってから、もう長い時間が過ぎてた。でもその名は今も伝えられ、よく世間にも知れ渡ってい […] 続きを読む
百人一首054…儀同三司母 公開日:2022年2月14日 国語書物感想百人一首 続けて「母」の登場、「儀同」とは役職を総合した表現 忘れじの 行末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな [現代和訳]いつまでも忘れまいとすることは、遠い将来まではとても難しいものですから、いっそのこと、今日を最後 […] 続きを読む
百人一首053…右大将道綱母 公開日:2022年2月13日 国語書物感想百人一首 蜻蛉日記の作者で有名な女性 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る [現代和訳]あなたが来てくれないことを、嘆き哀しみながら、ひとりで夜を過ごす私にとって、どれだけ夜明けが長く感じられるものか […] 続きを読む
百人一首051,052…藤原実方朝臣、藤原道信朝臣 公開日:2022年2月12日 国語書物感想百人一首 藤原実方朝臣 (ふじわらのさねかた あそん) 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな [現代和訳]あなたに告白できないでいるために、かえって伊吹山のも草が燃えるように、私の思いも激しく燃えてい […] 続きを読む
百人一首049,050…大中臣能宣朝臣、藤原義孝 公開日:2022年2月11日 国語書物感想百人一首 大中臣能宣朝臣 (おおなかとみのよしのぶ あそん) みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消えつつ 物をこそ思へ [現代和訳]衛士のかがり火は、夜は赤々と燃えているが、昼間は消える。まるでわたしの恋の苦しみのようで、 […] 続きを読む