私も持ってはいるけど

かく言う私もスマホを持っていますが、実はあまり使っていません。家族とのライン交換ぐらいです。メールはPCに集中して来るようにしたいので、スマホのアドレスも公開してません。ついでに言うと、スマホ自体を持ち歩いていません。家に置きっぱなしになっています。生活態度が生活態度なので、携帯することを忘れています。

ではなぜスマホを持っているのか?それはガラケーが使えなくなる!と電話会社に騙されたことと、最新の技術を頭ごなしに否定はしないから、が理由です。通信手段は、飛脚⇒郵便⇒電報⇒電話、情報の伝達は、木簡⇒紙⇒瓦版⇒新聞⇒ラジオ⇒テレビと進化して、我々は受け入れてきました。同じようにして、安全で便利な部分は利用しよう、ぐらいのノリだったのです。

学習アプ利用のために購入

もう一つの理由は学習アプリの存在です。ずっと気になり、リサーチしていたのですが、多くのアプリはプラットフォームがほぼスマホだったから自分も買うしかない、と決めたのです。多くの学生が当たり前のように持っているものを利用する方が便利で速いです。実はこれが最大の理由でした。

ちなみに数多あるアプリの中で Monoxer に注目しました。他のアプリは改変不可能で、配信されたらされるまま、利用しないといけないのですが、Monoxer は EXCEL が元で、サンプルも多く、自分でも作れそう、という利点があったからです。

昔、ファミコンかセガサターンかの「ゲーム機の性能論争」がありましたが、結局は面白い、プレイしたいゲームソフトが搭載できるかどうかが決め手になり、ファミコンの勝ち!だったようなものです。VHSテープとベーターテープもそうでした。

どうやってスマホと付き合うかの問題は新局面かも

で、今、小学生から高校生まで一番問題なっているのが、スマホの使用方法=使用時間です。当然ですが、スマホを使う時間が増えれば、思索、読書、リアルな友人との交際などの時間が減るわけで、その積み重ねは大きな損失をもたらします。ついでに言うと、最初は受け身的でもいいんですけど、いつまでも、受け身的なままであるならば、それはほぼ「損失」だろうと私は考えています。

ここで紹介したいのが以下の新聞記事です。Yahoo では2週間ぐらいであっさり削除されていましたので、読売新聞の 管轄 web上でも、もしかするとすぐに削除されてしまいかもしれないでの、お早めにご閲覧していただけると良いかも。

「脱スマホ」自ら変わる子どもたち…「勉強のスイッチ入りやすくなった」成績向上も

自分で考える人たちが登場してきた

前から考えていた通り、家庭でだけ制限してもあまり意味はなく、また強圧的に制限してもやはりあまり意味はないのです。なぜ良くないのか?なぜ悪影響があるのか?を得心も納得もして初めて前向きになれます。理屈を説明しないで「とにかく丸暗記しなさい!」が意味ないのと同じです。理解して初めてスタートするのです。

スティーブ・ジョブズは自分の息子や娘たちに、ipad もコンピューターも与えませんでした。仄聞するところによると、「私はこれらがない時点、ない世界からこれらを作った。だからこれらのない時点、ない世界から始めなければ、これらを超えるものを作り出すことはできない」と言ったとか言わなかったとか。言ったとしたら、蓋し名言ではないでしょうか。

今春にスマホを買って、現在、トラブル真っ最中のご家庭がありましたなら(あるに決まってますよね?)、スマホの使用方法・使用ルールを話し合う時に利用してください、と思い記事にしました。

ではまた。