百人一首062,063…清少納言、左京大夫道雅 公開日:2022年2月20日 国語書物感想百人一首 言わずとしれた「枕草子」の作者 夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ [現代和訳]夜の明けないうちに、偽の鶏の鳴き声でだまそうとしても、あの中国の函谷関ならいざ知らず、あなたとわたしの間にある「逢 […] 続きを読む
百人一首060,061…小式部内侍、伊勢大輔 公開日:2022年2月19日 国語書物感想百人一首 小式部内侍 (こしきぶのないし)は和泉式部の娘 大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立 [現代和訳]今母がいる丹後へ行くのなら(=生野とかけている)、大江山を越え、生野を通って行かなければならない遠い道 […] 続きを読む
百人一首058,059…大弐三位、赤染衛門 公開日:2022年2月18日 国語書物感想百人一首 大弐三位(だいにのさんみ)は紫式部の娘 有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする [現代和訳]有馬山の猪名の笹原に風が吹くと、葉が鳴りますが、その音のように、 どうしてあなたを忘れたりするものではありませ […] 続きを読む
百人一首057…紫式部 公開日:2022年2月17日 国語書物感想百人一首 言わずと知れた源氏物語の作者 めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな [現代和訳]久しぶりにめぐり会ったのに、それがあなたかどうかも分からない間に帰ってしまうなど、まるで雲に隠れてしまった月の […] 続きを読む
百人一首056…和泉式部 公開日:2022年2月16日 国語書物感想百人一首 数々の「伝説」に彩られた女性 あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの 逢ふこともがな [現代和訳]もうすぐ死んでしまいますが、あの世への思い出になるように、せめてもう一度あなたにお会いしたいです。 [作者生 […] 続きを読む