独ソ戦 10 …ヒットアンドアウェーは使える戦法 公開日:2021年12月27日 書物感想近現代史 ソ連=ロシアの戦法は「常識はずれ」、でも彼らには常識というか普通 さらに前々回「勝手が違う敵と遭遇したドイツ軍」と述べたが、そのソ連=ロシア側の戦法は、さらにヨーロッパの常識では考えられないものだったことを少し紹介してお […] 続きを読む
独ソ戦 9 …曖昧な命令もだめだ 公開日:2021年12月26日 書物感想近現代史 「~したら次に…」という曖昧な命令は厳禁、まずは目の前の敵を粉砕する だが、問題は中央軍団だ。これは現ベラルーシ国にある、当時はソ連側の要塞や重要都市を陥落させるために派兵された。この地に存在するソ連側の軍隊が、北方軍や […] 続きを読む
独ソ戦 8 …戦力の分散は絶対にだめだ 公開日:2021年12月25日 書物感想近現代史 分散してはいけないし、分散させることを狙う 10人と5人がケンカをするとして、普通なら2:1だから、このまま10人がまとまって5人に襲い掛かれば、5人側には勝ち目はないだろう。 そこで5人側が、囮≒贄兵とか、うその情報を […] 続きを読む
独ソ戦 7 …いままでのやり方が通用しない敵 公開日:2021年12月24日 書物感想近現代史 ドイツ軍の歴戦の将軍でもお手上げになる 「勝手が違う」敵に初めてドイツ軍はぶつかったのだ。そしてソ連・ロシア軍にとっては「祖国防衛戦争」であり、負ければ国が滅亡するのだから、決死の覚悟で向かってくる。 ドイツ軍の主たる将 […] 続きを読む
独ソ戦 6 …「粛清」とは? 公開日:2021年12月23日 書物感想近現代史 「大粛清」とは何か 前半の前半のドイツの快進撃のウラの理由が、スターリンの「大粛清」だったと述べた。しかし「それ何だ?」という人に簡単に説明すると、権力を握ったスターリンは、自分の地位を脅かしそうな人にかたっぱしから「国 […] 続きを読む