百人一首024…菅家=菅原道真 公開日:2022年1月16日 百人一首 菅家(かんけ)とは菅原道真のこと このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに [現代和訳]今度の旅は急いで発ちましたので、捧げる幣(ぬさ)を用意することも出来ませんでした。この手向山の美しい紅葉を幣 […] 続きを読む
百人一首021,022,023…素性法師、文屋康秀、大江千里 公開日:2022年1月15日 百人一首 素性法師 (そせいほうし)は僧正遍照の息子 今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな [現代和訳]「今すぐに来ます」とあなたがおっしゃったので、その名の通り「長い月」の長い夜を待っていましたが、とう […] 続きを読む
百人一首018,019,020…藤原敏行朝臣、伊勢 、元良親王 公開日:2022年1月14日 百人一首 藤原敏行朝臣 (ふじわらのとしゆき あそん) 住の江の 岸に寄る波 よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ [現代和訳]住の江の岸に打ち寄せる波のように、繰り返しあなたに会いたい、どうして夜の夢の中でさえ、あなたは人目を […] 続きを読む
大伴家持についての補足…「海ゆかば」 公開日:2022年1月13日 百人一首 イメージは「文官」「文人」もしかすると「文弱」だが 大伴家持は万葉集の編者、と聞くと「文系人間で、喧嘩にも弱い人」の偏見に陥りそうだが、古代には、大伴一族は「もののふ」つまり後世に言う武士であり、武力集団であり、大君(お […] 続きを読む
百人一首017…在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん) 公開日:2022年1月12日 百人一首 ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは [現代和訳]川面に紅葉が流れているが、神代にもこんなことは聞いたことない。竜田川一面に紅葉が散って流れる水を鮮やかな紅の色に染めあげるとは、見事なものです。 […] 続きを読む