百人一首007,008…阿倍仲麻呂=仲麿(あべのなかまろ)、喜撰法師(きせんほうし) 公開日:2022年1月6日 百人一首 阿倍仲麻呂=仲麿(あべのなかまろ) 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも [現代和訳]大空を振り仰いで眺めると、美しい月が出ているが、あの月は故郷の春日にある三笠山に出た月と、同じ月だろうか。 [作 […] 続きを読む
百人一首006…中納言家持=大伴家持 公開日:2022年1月5日 百人一首 万葉集に載る歌のコレクターで、かなりの歌オタク 鵲(かささぎ)の渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける [現代和訳]鵲(かささぎ)が渡したという天上の橋のように見える宮中の階段であるが、その上に降りた真っ白い […] 続きを読む
百人一首003, 004, 005…柿本人麻呂、山部赤人、猿丸太夫 公開日:2022年1月4日 百人一首 柿本人麻呂 あるいは人麿 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む [現代和訳]雄と雌が離れて寝るという山鳥だが、その山鳥の長く垂れ下がった尾のように、こんなにも長い夜を、私もまた、ひとり寂しく […] 続きを読む
百人一首002…持統天皇 公開日:2022年1月3日 百人一首 天智天皇の妹で、天武天皇の奥様 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山[現代和訳]春は過ぎ夏が来てしまったようだ、香具山には、まっ白な着物が干されているから。 [作者生没年・出典・現代和訳]645年生まれ […] 続きを読む
百人一首001…天智天皇 公開日:2022年1月2日 百人一首 すっごく有名な天皇 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ[現代和訳]秋の田の小屋にいると、屋根にある荒い苫の目から入ってくる夜露が、私の着物の袖を濡らしてしまっている(農民の生活は大変だな~、と思 […] 続きを読む