百人一首036,037,038…清原深養父、文屋朝康、右近 公開日:2022年2月4日 国語書物感想百人一首 清原深養父(きよはらのふかやぶ)は清少納言の曾祖父 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ [現代和訳]夏の夜は、まだ宵のうちだと思っているのに明けてしまったが、(こんなにも早く夜明けが来れば、月は […] 続きを読む
百人一首035…紀貫之 公開日:2022年2月3日 国語書物感想百人一首 歌の巨人でキィーパーソンでもある 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける [現代和訳]さて、あなたの心は昔のままであるかどうか分かりません。しかし馴染み深いこの里では、花は昔のままの香りで美しく咲きに […] 続きを読む
百人一首029,030,031…凡河内躬恒 、壬生忠岑、坂上是則 公開日:2022年1月28日 国語書物感想百人一首 凡河内躬恒 心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花 [現代和訳]無造作に折ろうとすれば、果たして折れるだろうか。一面に降りた初霜の白さに、いずれが霜か白菊の花か見分けもつかないほどなのに。 [作者生没 […] 続きを読む
百人一首027,028…中納言兼輔、源宗于朝臣 公開日:2022年1月27日 国語百人一首 中納言兼輔 みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ [現代和訳]みかの原を湧き出て流れる泉川よ、その人を「いつ見た」と疑問に思うのだが、「いつ見た」のわからないほど、恋しく思うのはなぜだろうか。 […] 続きを読む
百人一首や日本の古典に興味を持ったきっかけ 5 公開日:2022年1月22日 国語書物感想百人一首 しかし機会がなかった K君にはその疑問を解決する機会は中々来なかった。日本人の友達に訊ねても知らなかったり、大人でもそうだった。憧れて古典の解説本を買ったことはあるけど、どこから始めていいかわからず、挫折していた。 一方 […] 続きを読む