大伴家持についての補足…「海ゆかば」 公開日:2022年1月13日 百人一首 イメージは「文官」「文人」もしかすると「文弱」だが 大伴家持は万葉集の編者、と聞くと「文系人間で、喧嘩にも弱い人」の偏見に陥りそうだが、古代には、大伴一族は「もののふ」つまり後世に言う武士であり、武力集団であり、大君(お […] 続きを読む
百人一首017…在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん) 公開日:2022年1月12日 百人一首 ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは [現代和訳]川面に紅葉が流れているが、神代にもこんなことは聞いたことない。竜田川一面に紅葉が散って流れる水を鮮やかな紅の色に染めあげるとは、見事なものです。 […] 続きを読む
百人一首0016…中納言行平 =在原行平 公開日:2022年1月11日 百人一首 歌の才能がある在原氏 立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む [現代和訳]あなたと別れて因幡の国(=現在の鳥取県)へ行くけれども、稲葉の山の生えている松のように、待っていると聞いたなら、すぐにも戻 […] 続きを読む
百人一首014, 015…河原左大臣(かわらのさだいじん)=源融みなもとのとおる)、光孝天皇 (こうこうてんのう) 公開日:2022年1月10日 百人一首 河原左大臣=源融も嵯峨天皇の息子で桓武天皇の孫だった 陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし 我ならなくに [現代訳」奥州のしのぶもじずりの乱れ模様のように心が乱れているが、誰のためにこのように思い乱 […] 続きを読む
百人一首012, 013…僧正遍昭(そうじょう へんじょう)、陽成院(ようぜいいん) 公開日:2022年1月9日 百人一首 桓武天皇の孫にあたる人 天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ [現代和訳]空吹く風よ、雲の中にあるという天に通じる道を吹いて閉じてくれないか。天に帰っていく乙女たちの姿を、しばらくここに引き留めてお […] 続きを読む