航空兵力の不足が問題

さて、ウクライナ侵攻問題に解決策はあるんでしょうか?

ウクライナとしては侵攻・侵入してくるロシア軍を取り敢えず国境まで押し返すことができればいいわけですが、それができない原因が、航空兵力の不足です。恐らく、機体もパイロットも、そして仮にパイロットがいても熟練度は低いのではないかと思われます。

ではどうしたらいいのか?これはアメリカ政府やら他の各国政府が「まじめに」考えているでしょうが、庶民の私なんかが考え付いたのは、漫画や映画からの馬鹿げた発想で、どこかから連れて来たらいいのでは?と。もちろん機体も、です。

傭兵部隊はどうなんでしょうか?

ここで思い出すのが黒沢映画の「七人の用心棒」です。ある村が盗賊団に狙われてしまっているので、村長が侍たち=浪人たちを雇って撃退してもらう、という時代劇版の傭兵物語です。

次に漫画だと「エリア88」で、中東を舞台にした航空兵版の傭兵部隊のお話です。自前で空軍を持つとなるとお金がかかるので、飛行機を扱いなれていて、戦争大好きの人たちに戦ってもらう。戦車を一台破壊したら何千ドル、飛行機なら何万ドル、しかし燃料や機体の整備は自分持ち、そして死んでも年金も何も出ない、という契約を結んで、敵と戦ってもらうというストーリーです。

まあ、現在はなんでもアウトソーシングの時代だし、世の中は広いから、そういう人たちはどこかにいるんじゃないでしょうか?イラクなどではアメリカのセキュリティ会社が、要人の警護だけでなく、軍隊並みの装備で、企業のビルなどを守っている現実もあります。しかしタフですね~。

そこで、ウクライナがこのような「戦争請負人」を探して接触し、交渉して、外人部隊の航空兵を雇い、ウクライナ領に侵入してきている戦車部隊を攻撃、同時にロシア空軍を撃退してもらう、ということになります。どこかの国が軍を派遣するとなると、まさに国際問題になるわけで、形だけでもウクライナ国の指示に従う軍隊でなければならない。

どこかに酔狂な人がいるのではないでしょうか?

さて仮にそれがクリアできたとして、問題はお金です。
で、話がまた漫画的になるわけですが、漫画のキャラクターには必ず「お金持ちキャラ」がいますね?

そして今の世界には石油王などとは流れの違う、新しく生まれた「超お金持ち」がいます。なんとか彼らを口説いて、彼らに出してもらうのです。まあ取引条件はウクライナ国の幹部に任せます。祖国防衛なのだから、けちけちしていてはいけません。

もちろんアメリカにも協力してもらって、実質は「超お金持ち」の彼らに出してもらうのですが、裏でなんとか話をつけて、形の上ではウクライナが出すことにします。そして航空傭兵部隊に頑張ってもらって、ロシア軍を国境まで押し返してしまえば、後はなんとでもなるかも。「エリア88」では整備費や燃料はパイロット負担でしたが、今回はすべて雇い主のウクライナが持って、死亡の場合は遺言で指定された人に渡す、という契約にすれば、いくらでも集まるのでは?

なんて妄想しているんです。
だめかな~?