英語についての報告だった。

中学3年の英語

①覚えることをさぼった人は、すでについていけていないが、この時期にもっと引き離される
慌てて勉強を本格的に始める人はかなり大変だ。「本格的」の意味が問題だが、本人なりに真剣と受け取ることにすれば、中学英語はやりようで、なんとかなることもある。高校英語レベルだとさすがに無理だが。ボロは出るだろうが、出るたびに繕いが必要だ。よって変に基礎からより、中学2年の途中から、現在形と過去形を合わせながら、教科書の重要例文を覚えさせるのも有効で、「基礎は覚えてナンボのもの」を実践する良い機会だ。ただし回数が必要なので、週2回ぐらいでは少し無理。特に「たくさん覚える」ことが必要になる。スポーツの世界で「適切な時間に適切なものを食べて筋肉を作る、食事もトレーニング」と言うが、勉強の世界での「たくさん覚える」は通じるところがある。

それなりのレベルの高校に入ったら、大変なのだから、自分を甘やかしては絶対にいけない。説明なしの丸暗記には反対だが、覚えてないといけないものは絶対に早期に暗記するべきだ。

「無から有は生じない」のは鉄則だし、また頭の中での「発酵」のためには「寝かす時間」が必要も前提。「覚えなくても良い」という教師は、実は自分が楽をしたい=テストを作ったり採点するのが面倒と考えている有害無益の人物だ、と認識すべきだ。

3年にもなって、悲鳴をあげて付いてこれない人は覚悟が足りない。そういう人は、自分を甘やかしてくれるところを選ぶしかないだろう。お役に立てずに申し訳ないが、「塾のレベルに付いていけなかった」で退塾される方がまだ幸いだ。

1点を争うスポーツの接戦試合を称賛するのと同じように、若い時ぐらいは数字や結果にこだわれよ、と思う。この点については平成19年ごろから導入された「新学力観」「内申書」「国際化」の「3題話」として、一度検討してみたいし、今、現在、考えをまとめているところでもあるので、そのうち発表する。

覚えるものを覚える時期に来ている

②時制の変化を覚えきっていない人がいる
これは「4変化」を覚えなおすしかない。新課程になって現在完了形と受動態は教科書ごとに、どちらかが中学2年に入り、どちらかが中学3年に入った。自分が持っている教科書をよく見て決める。ちなみに当塾では多くの生徒が持っているのが New Crown で、現在完了形は2年の終わりに「既習」ということになっていたから、春休み~4月の間に現在完了形を習っておいた。この後現在完了進行形を習うが、どういう意味があるのか不明と言えば不明。入れたかったから入れたのだろう。現場を知らない「大本営の参謀」様が、机上で建てた計画だ。ガダルカナルみたいにならなければいいけど。

③意外なところでは、相変わらず、代名詞が弱い。
私の周辺だけに起きている現象かもしれないが、どうも目につく。また今回の新課程教科書は量が増えたから、代名詞に行き付くまでに1年生は死屍累々ということになりかねない。代名詞が弱いことを補うには、もっと教科書内で、繰り返し登場させる必要がある。また「前置詞の後の、単独の代名詞には目的格」もあまり強調されていない。

もちろん「前置詞の後は動名詞」もそうだ。ここは教科書に頼らず、問題集などをこなす方が良い。手前みそになるが VITALs のG-1 Chapter 17「人称代名詞の基礎」もお勧めだ。

会話、会話とはしゃぎ過ぎで、足元が弱い。英語の授業が終われば、後は日本語だらけの環境世界だ。英語だけやっていれば良いわけではない。数学も国語もある。

中学2年~1年の英語については後日にする。