革命前は周辺国の動静に注意・革命後は地方に注意と腐敗に注意

「革命前の問題」だが、革命を起こすとなると、周辺諸国の動静が問題になる。国内が混乱している状況を利用して、国境を侵犯する、あるいは露骨に国内にシンパ勢力を植えつけて、後々まで手をつっこんでくる例が多いからだ。アメリカが戦後の混乱期に、日本の中に親米経済団体を立ち上げたことを見れば、それを真似て、最近では、中国やロシアもやりかねないからだ。そのため、周辺で、敵意を持っている国にも、混乱してもらう必要がある。

「革命後の問題」とは、歴史的には、政府中枢を抑えても、また地方で反乱が起きて、国が混乱することが多い。また革命政権自体も権力に溺れて腐敗することが多い。それを防がなければ革命を起こしてもあまり意味がないだろう。日本の明治維新もその体質があった。

与太話をまとめると

ファンタジーにつながる現実の動きをまとめてみると
①資金と軍事力を持つこと。
自衛隊、警察は当然のことだが、コンピューター関連の技術者も確保、株式市場で資金を稼いでおき、サイバー要塞も確立し、独自のネットワークも構築する。また実働部隊はできれば小型核まで入手しておく。

②武器・車両の隠し場所にするために宗教団体も複数立ち上げて、全国に配置する。日本の法隆寺、比叡山が兵力の備蓄に役立ったのも歴史的な事実だ。

③あくまで「君側の奸」を排除することを名目とし、外国なら国王、日本なら天皇の存在を侵犯する意図は全くないことを明言する。この概念は日本では非常に尊重しなければならない。日本の国民は日頃天皇のことを無視しているようなところがあるが、 危なくなると泣きつく、変に甘えたところがある。無意識やら、脳裡に「陛下の赤子」という考えが、刷り込まれているとしか思えないからだ。タイ国民やイギリス国民も同様だ。

④一般国民は害さないこと。逃亡したい富裕層は逃亡させるが、その場合は日本にある資産は没収する。その意味では逃亡する富裕層が多いほど良いかも。

⑤プロパガンダ戦略を有効に活用する。テレビ系列のメディアのメインコンピューターは完全に制御下に置くこと。ただし子供を不安にさせないために、地上波は、アニメだけ1日中流し続ける局や、無関心層用にバラエティーや映画ばっかりの局は放映させ、契約テレビは方針に従うところだけ、放映を許す。

⑤周辺諸国には混乱するような要素をばらまく。こっちに手が出せないように、不満分子を煽るとか、暴動とか、選挙の時を狙う。

まあ以上ぐらいかな~と、そこまで考えてやれるかな~と言うことを話していた。子供相手の与太話でも面白かったし、「そんなになればいいですね~」とその女子中学生も眼を輝かしていた。これぐらいの話は、最近の子供なら色々な小説や、ネット上に置いてある仮想話で知っているはずだ。

今の子供たちのメンタリティーを甘く、軽く考えていると、将来、足を掬われることは確実だ。ニ.ニ六事件の将校たちや、旧陸軍海軍の首脳部は少し甘えただったと思われる。

現在の子供たちは、まさに「子供子供した人」と「早熟でいわゆるオマセな人」の二極に分化しつつある。さてどちらが増えるかな~と勝手な妄想をしているところだ。