インターネットで迷子になることが面白い

インターネットを触っていて良くあることが、変なところをクリックして、思いもよらぬサイトに接続してしまうのだが、そのサイトが案外面白かったりする「出会い」だ。先日もそういうことがあった。

何を探していたのが全く記憶がないのだが、ひょんなことから出会ったのが、yummy! という名前のサイトだ。女性向けで主に恋愛、結婚などの話題を取り扱っている。

普通なら飛ばしてしまうようなサイトだが、その中に なんでこんなに仕事できないの!? 女性が「一緒に働きたくない」と思う男性の特徴という記事があって、気が付いたら「うんうん、そうだよな~」と妙に納得している自分がいた。

目次には
1.常に10〜15分程度の微妙な遅刻をする
2.携帯の電池がなくなったとよく言う
3.名刺を持っていない、または切らしている
4.うるさい場所から大事な電話をかけてくる
5.大事なことも口頭だけで伝えようとする
6.絡むとイライラ倍増……仕事のデキる男を見極めて

とある。確かにこんな男性(異性ではなく同性でも良い)と組んだら、仕事は停滞するし、気分もぺちゃんこだろう。

同じページの下にはさらに

■仕事ナメてんの? 職場で見た「貧弱男子社員」5選
■もうウンザリ!職場の「理解できない人」との付き合い方
■あなたは大丈夫? 職場で嫌われるタイプの特徴

というリンクもある。読んでいただければわかるが、確かにこれではまずい、という例ばかりだ。

さらにサイト中に、「仕事を好きになりたい」女性が、試してみるべき5つのこと というページがあった。

つまり私の病気みたいなもので

もうおわかりと思うが、これらの記事の中にある「仕事」を「勉強」に置き換えてみると、「できない生徒とできる生徒」の特徴に分類できるはずだ。あるいは「これから伸びる生徒と伸びない・あるいは落ちていく生徒」とも取れる。

なんで勉強するんですか?という問いには、多角的に答えるべきで、答えが1つとは限らない。あなたの人生を豊かにするためとか、人生に退屈しないためとかの抽象的な答え方もあれば、端的に言ってお金を稼ぐために有効だとか、色々知っている人の方が、知らない人より有利になるから、という答え方もあるだろう。

もっと具体的に「人に迷惑をかけないため」という答え方もいいかもしれない。この場合迷惑とは足を引っ張ることで、確かに先ほど紹介した今現在において「仕事のできない男(女でも良い)」になってしまっている人たちの学生時代が、簡単に想像できる。

恐らく時間にはルーズ=待ち合わせに遅刻するだけでなく、宿題の提出期限を守らない、とか、ノートや消しゴムをよく失くす、あるいは予備がない、教科書や大事なプリントをを忘れてくる、つまり準備が下手とか、情報を伝えられる相手の身になって考えらえない=答案がぐちゃぐちゃとか、自分の意見を文章にできないから口頭にで済まそうとする=文章作成能力の欠如、などだ。

保護しているご子弟が、こういう社会人にならないように、しっかり家庭内で指導する必要があるだろう。