百人一首043,044…権中納言 敦忠、中納言 朝忠 似たような位名と名前で混同しがちな2人だ 公開日:2022年2月8日 国語書物感想百人一首 権中納言敦忠(ごんちゅうなごん あつだた) 逢ひ見ての 後の心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり [現代和訳]このようにあなたに逢ってからの今の苦しい恋心にくらべると、昔の恋心の苦しみなどは、全く比べものにならないく […] 続きを読む
百人一首042…清原元輔と東日本大震災 公開日:2022年2月7日 国語地震や災害書物感想百人一首 清少納言の父に当たる 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは [現代和訳]かたく約束を交わしましたね。互いに涙で濡れた袖をしぼりながら、波があの末の松山を決して越すことがないように、二人の仲も決して変 […] 続きを読む
百人一首040,041…平兼盛、壬生忠見 「天徳歌合」で対決する 公開日:2022年2月6日 国語書物感想百人一首 平兼盛 (たいらのかねもり) 忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで [現代和訳]人に知られまいと恋しい思いを隠していたけれど、隠し切れずに顔色に出てしまった。何か悩みがあるのではと、人が尋ねるほど […] 続きを読む
百人一首039…参議等 と 余談で「牛鬼」 公開日:2022年2月5日 国語書物感想百人一首 参議等(さんぎひとし)は源等(みなもとのひとし) 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき [現代和訳]浅茅の生えた寂しく忍ぶ小野の篠原のように、私の心はざわざわと荒れ果てています。もう耐えきれないぐ […] 続きを読む
百人一首036,037,038…清原深養父、文屋朝康、右近 公開日:2022年2月4日 国語書物感想百人一首 清原深養父(きよはらのふかやぶ)は清少納言の曾祖父 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ [現代和訳]夏の夜は、まだ宵のうちだと思っているのに明けてしまったが、(こんなにも早く夜明けが来れば、月は […] 続きを読む