百人一首058,059…大弐三位、赤染衛門 公開日:2022年2月18日 国語書物感想百人一首 大弐三位(だいにのさんみ)は紫式部の娘 有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする [現代和訳]有馬山の猪名の笹原に風が吹くと、葉が鳴りますが、その音のように、 どうしてあなたを忘れたりするものではありませ […] 続きを読む
百人一首057…紫式部 公開日:2022年2月17日 国語書物感想百人一首 言わずと知れた源氏物語の作者 めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな [現代和訳]久しぶりにめぐり会ったのに、それがあなたかどうかも分からない間に帰ってしまうなど、まるで雲に隠れてしまった月の […] 続きを読む
百人一首056…和泉式部 公開日:2022年2月16日 国語書物感想百人一首 数々の「伝説」に彩られた女性 あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの 逢ふこともがな [現代和訳]もうすぐ死んでしまいますが、あの世への思い出になるように、せめてもう一度あなたにお会いしたいです。 [作者生 […] 続きを読む
百人一首055…大納言 公任 公開日:2022年2月15日 国語書物感想百人一首 当時の歌人として超一流の芸術家 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞えけれ [現代和訳]流れが絶え、音が聞こえなくなってから、もう長い時間が過ぎてた。でもその名は今も伝えられ、よく世間にも知れ渡ってい […] 続きを読む
百人一首054…儀同三司母 公開日:2022年2月14日 国語書物感想百人一首 続けて「母」の登場、「儀同」とは役職を総合した表現 忘れじの 行末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな [現代和訳]いつまでも忘れまいとすることは、遠い将来まではとても難しいものですから、いっそのこと、今日を最後 […] 続きを読む