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「書物感想」の記事一覧

百人一首068…三条院

道長に退位させられた天皇 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな [現代和訳]心にもなく、つらい世の中(=ここでは宮中のこと)を生きながらえたなら、さぞかし夜の月が恋しく思い出されることであろう。 […]

百人一首064,065,066,067…権中納言定頼、相模、前大僧正行尊 周防内侍 覚えやすい4首の歌

権中納言定頼 (ごんちゅうなごん さだより) 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木 [現代和訳]しらじらと夜が明けるころ、宇治川に立ちこめた川霧が途切れ途切れに晴れ、網代木が次第にあらわれてくる […]