中間テストが早すぎる

なんだか先週から現在にかけて、中間テスト準備で「目が回りそう」でもある。しかしなぜこんなに公立中学は2学期の中間テストが早くなってしまったのだろうか?やはりコロナ騒ぎのせいだとしたら腹立たしい。おかげで予定が狂いっぱなしである。とはいうものの、疲労困憊、七里骨牌というわけではない。ただ単に忙しいだけ。一応、ブログを書くぐらいの余裕はある。

毎年この時期になると、体育大会の準備と同時に台風襲来などに振り回される感はある。今のところくる予想はなさそうで、まあ普通に体育祭も中間テストも実施されるだろう。しかしもう少しのんびりやることはできないのだろうか?

で、塾授業の準備の合間に何をしているのかというと、大学受験用の英語、特に英単語学習を詰めてバックアップしてほしい、という依頼のために、大学受験用の単語集を各社複数、毎日読み、音声を調べて、まとめている。「試験に出る英単語」も久しぶりに読んだ。懐かしい。他にも「ターゲット」とか「z会 速読英単語」とか。ただし特に、後ろの索引は大変便利なものではあるが、ナニシロ昔の出版物は字が小さいもので、目が疲れるのは困った。

で、英単語勉強のスケジュールを立てている時に「もう少しのんびり勉強させてやりたいな~」と考えてもいる。今の中学生や高校生は忙しすぎる!今のオトナは、子供の時、こんなに忙しかったか?! と大変疑問に思う。

単語集めは英検対策にもなる

同時に「英検で出やすい単語」もまとめている。これにはリスニングで出やすいものも含めている。例えば delivery は「デリバリー」と読み「配達、配達する」の意味だし、available は「アベイラボー」と読み「利用できる」の意味で、お店や宅配便に頼む場面では必須の単語だ。そして準2級あたりで良く使われるのだが、普通の中学3年生とか、のんびりした高校1年生は知らない。実はファストフード店に行けば、どこかに張り紙があって、「Take out is available」などと書いているのだが、腹ペコの彼らの目には決して映らない。だから意識して「知っておく」必要があるのだ。

実はここ最近5年間は、英検2級~4級まで毎年合格者を出していることもあり、塾の方針が遅ればせながら、次第に英検受験の比重が増えつつあるから、このまま英検受験用の講座ができてもいいなあと考えていることを、ここで報告しておこうと思う。理由は3つほどある。

1つ目は、内容がレベル分けされていて受験の対象として勉強しやすく、問題もよくできていて、刺激にもなり単純に面白いからだ。そして塾は成績を上げてナンボ=結果で勝負だ。「うまいかまずいか」で判断されるラーメン屋さんやたこ焼き屋さんとその点は変わりはない。

2つ目は、自分の趣味でもある。ただし学生の頃から、英語という科目は、好きでも嫌いでもない。やらないといけないからやっていただけだ。爺むさいのを自覚しているが、子供のころから好きなのは、日本史と古文だ。ただ英語の知識を蓄積することは職業柄ずっとやっているから、いつの間にかに、趣味になり、同時に実益を兼ねているのだろう。

3つ目は、「やってやろう」という自主的な生徒に出会えるからだ。学校で英語の授業を受けてテストを受けるのは誰でもするし、しなければならない。しかし英検となると、仮に強制であっても、前向きでないと危ない。やけでも、格好つけでも「やるぞ」と思ってやらないと、受験料が無駄になってしまう。そういう積極的な人と出会えるのは楽しいからだ。

以上の理由から、しばらく英検対策が続くことになるだろう。ただし高校受験のコースはなくなったりはしないからご安心を。