学校が襲われる事件は過去にもたくさんあって驚いた

この前のブログで、自分が間接的に体験した、附属池田小学校事件について少し触れたのだが、あれから「学校が無関係な他者に襲われる事件」を調べていた。こんな閑人の繰り言にお付き合い願いたい。

附属池田小学校の事件は2001年6月8日に起きたのだが、あまりにも強烈だったため「最初」みたいな印象を与えるのだが、1988年7月に神奈川県平塚市の中学校に、凶器を持った男が乱入、授業を受けていた生徒に切り付け、他の2つの教室にも押し入り、合計9人に重軽傷を負わせ、教職員らに取り押さえられる事件がもうすでに発生していた。

もっともこの事件を起こした者は、ネット情報だけの判断だと、少しおかしい人らしいので、妙な言い方だが「基準」にはならないかもしれない。そもそも犯罪を犯す人は少しおかしいわけだから、改まって言うのも変な話だし、仮に「得か損か」などを説いても無駄だろう。普通の感覚では、損に決まっている。その損を自分から引き受けるわけだから、回り回ってやはり変な人に違いない。

個人的には、1999年12月の「日野小事件=てるくはのる事件」には興味があって調べたこともある。あの事件では被害者になった児童の母親があまりにも可哀そうだった。確か個人面談に学校に来ていて、児童は校庭で友達と遊んでいて、母親を待っていたところだった。2年生ぐらいの男の子は、まだまだ子供で、母親にまとわりつく姿はどこに行っても見られる光景だ。それを理不尽にも奪われたのだ。時間はそこで止まっているのだろう。

さて改めて「学校関連の事件」をあげてみると、これが結構ある。
1999年4月 アメリカでの「コロンバイン高校銃撃事件」
1999年12月の「日野小学校児童殺害」
2001年6月の 「附属池田小事件」
2005年5月の 「寝屋川中央小学校事件」
2007年4月の アメリカでの「バージニア工科大学銃乱射事件」
などなど。

2005年5月に起きた大阪府寝屋川市立中央小学校事件は、卒業生の17歳の少年が犯人だったから、完全に「無関係」というのでもない。しかし人死にが出ている。教職員の男性1人と女性2人の腹などを刺し男性教諭は死亡、女性教諭と女性栄養士は重傷を負った。この少年は小学校時代にいじめられた経験があり、その復讐のためだったが、3人の教職員は、少年との面識もなかった。加害少年には2007年に懲役15年の実刑判決が確定。逮捕収監の時期を合算すれば、もう出所しているかもしれない。事件を受けて大阪府の小学校では学校警備員の配置が広がるなど、学校安全対策が見直されるきっかけの一つになった。

2000年2月に起きた「近鉄バスジャック事件」は、舞台が学校ではないが、連休中でなければ学校を襲っていたと犯人は供述しているから危なかった。

原因を考えている

ここで「学校を襲う」原因を考えてみたい。主には3つぐらいではないか。

①たいてい警備員などはいないので、ほぼ無防備。よって反撃はあまり予想できない。
②力のない子供や、荒事には向いていない教師しかいない。
③「学校」という存在には良い思い出がない。恨みもあれば、明らかに自暴自棄のもある。

順番として①⇒③⇒②で妄想が暴走したと思われる。
③が示すことは「学校」は良い場所でなければならないはずなのに、自分には良い場所ではなかった、その思いを打ち消したり、壊したりするためだろう。

コロンバインの場合は、加害者がそこの通っている現役の生徒で、いじめられていた、と証言されているし、他の事件の加害者たちも、かなり人生の中で「いじめられている」人たちだったようだ。相対的な弱者だろう。

王宮を襲い、王を殺害し、権力を奪取することはクーデターと言うが、学校を襲い、児童や教師を殺害し、「てるくはのる」事件やら、附属池田小事件の事件みたいに、自死したり、早急に死刑になったりして自らの生命を失くすことも精神的に一種のクーデターに見える。ある意味、テレビゲームの「リセット技」みたいだ。

長くなったので続く。