百人一首076 … 法性寺入道前関白太政大臣 公開日:2022年3月15日 国語書物感想百人一首 「ほうしょうじ にゅうどう さきのかんぱく だじょうだいじん」と読む わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の 雲居にまがふ 沖つ白波 [現代和訳]大海原に船を漕ぎ出して、遠くを見ると、雲と見わけがつかないような沖の白波が立っ […] 続きを読む
百人一首073, 074, 075 … 前権中納言匡房、源俊頼朝臣、藤原基俊 公開日:2022年3月12日 国語書物感想百人一首 前権中納言匡房 (さきのごんちゅうなごん まさふさ) 高砂の 尾上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ [現代和訳]高砂の峰にも桜の花が咲いたようだ。(私はそれを見たいので)その手前にある里山に霞など、立たないよ […] 続きを読む
百人一首072 … 祐子内親王家紀伊 公開日:2022年2月26日 国語書物感想百人一首 この歌は70才の時に作られた 音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ [現代和訳]うわさに高い高師の浜の、寄せてはかえす波で、 袖を濡らさないようにします(浮気がちなあなたの秋波を本気と取らないよう […] 続きを読む
百人一首069, 070, 071…能因法師、良遷法師、大納言経信 公開日:2022年2月25日 国語書物感想百人一首 風流を極めたオタク 能因法師(のういんほうし) 嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり [現代和訳]嵐が散らした三室山の紅葉が、龍田川 に一面に散っているが、まるで錦の織物のように美しい。 [作者生没年・ […] 続きを読む
百人一首068…三条院 公開日:2022年2月24日 国語書物感想百人一首 道長に退位させられた天皇 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな [現代和訳]心にもなく、つらい世の中(=ここでは宮中のこと)を生きながらえたなら、さぞかし夜の月が恋しく思い出されることであろう。 […] 続きを読む