「書物感想」の記事一覧

ソ連=ロシアの戦法は「常識はずれ」、でも彼らには常識というか普通 さらに前々回「勝手が違う敵と遭遇したドイツ軍」と述べたが、そのソ連=ロシア側の戦法は、さらにヨーロッパの常識では考えられないものだったことを少し紹介してお […]

「～したら次に…」という曖昧な命令は厳禁、まずは目の前の敵を粉砕する だが、問題は中央軍団だ。これは現ベラルーシ国にある、当時はソ連側の要塞や重要都市を陥落させるために派兵された。この地に存在するソ連側の軍隊が、北方軍や […]

分散してはいけないし、分散させることを狙う 10人と５人がケンカをするとして、普通なら２：１だから、このまま10人がまとまって５人に襲い掛かれば、５人側には勝ち目はないだろう。 そこで５人側が、囮≒贄兵とか、うその情報を […]

ドイツ軍の歴戦の将軍でもお手上げになる 「勝手が違う」敵に初めてドイツ軍はぶつかったのだ。そしてソ連・ロシア軍にとっては「祖国防衛戦争」であり、負ければ国が滅亡するのだから、決死の覚悟で向かってくる。 ドイツ軍の主たる将 […]

「大粛清」とは何か 前半の前半のドイツの快進撃のウラの理由が、スターリンの「大粛清」だったと述べた。しかし「それ何だ？」という人に簡単に説明すると、権力を握ったスターリンは、自分の地位を脅かしそうな人にかたっぱしから「国 […]