百人一首072 … 祐子内親王家紀伊 公開日:2022年2月26日 国語書物感想百人一首 この歌は70才の時に作られた 音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ [現代和訳]うわさに高い高師の浜の、寄せてはかえす波で、 袖を濡らさないようにします(浮気がちなあなたの秋波を本気と取らないよう […] 続きを読む
百人一首062,063…清少納言、左京大夫道雅 公開日:2022年2月20日 国語書物感想百人一首 言わずとしれた「枕草子」の作者 夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ [現代和訳]夜の明けないうちに、偽の鶏の鳴き声でだまそうとしても、あの中国の函谷関ならいざ知らず、あなたとわたしの間にある「逢 […] 続きを読む
百人一首054…儀同三司母 公開日:2022年2月14日 国語書物感想百人一首 続けて「母」の登場、「儀同」とは役職を総合した表現 忘れじの 行末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな [現代和訳]いつまでも忘れまいとすることは、遠い将来まではとても難しいものですから、いっそのこと、今日を最後 […] 続きを読む