独ソ戦 8 …戦力の分散は絶対にだめだ 公開日:2021年12月25日 書物感想近現代史 分散してはいけないし、分散させることを狙う 10人と5人がケンカをするとして、普通なら2:1だから、このまま10人がまとまって5人に襲い掛かれば、5人側には勝ち目はないだろう。 そこで5人側が、囮≒贄兵とか、うその情報を […] 続きを読む
独ソ戦 7 …いままでのやり方が通用しない敵 公開日:2021年12月24日 書物感想近現代史 ドイツ軍の歴戦の将軍でもお手上げになる 「勝手が違う」敵に初めてドイツ軍はぶつかったのだ。そしてソ連・ロシア軍にとっては「祖国防衛戦争」であり、負ければ国が滅亡するのだから、決死の覚悟で向かってくる。 ドイツ軍の主たる将 […] 続きを読む
独ソ戦 6 …「粛清」とは? 公開日:2021年12月23日 書物感想近現代史 「大粛清」とは何か 前半の前半のドイツの快進撃のウラの理由が、スターリンの「大粛清」だったと述べた。しかし「それ何だ?」という人に簡単に説明すると、権力を握ったスターリンは、自分の地位を脅かしそうな人にかたっぱしから「国 […] 続きを読む
独ソ戦 5…指導者のプロフィールを考えてみる 公開日:2021年12月22日 書物感想近現代史 前回の報告で「戦争も文化の一つ」と述べたが、少し雑なので言い直すと、「戦争の遂行過程も、その地域に住む人々の文化の形態を表す」がより正確だろう。 例えば日本人は守るのは割合に上手だが、攻撃となると下手な場合が多い。これは […] 続きを読む
独ソ戦 4…首都には情報が詰まっている 公開日:2021年12月21日 書物感想近現代史 指揮官の感覚を狂わせるのは非常に有効 スポーツでも「相手の攻撃起点になるプレイヤーを徹底マークして、チーム全体のリズムを狂わせる」という作戦が効果的だ。超有名バスケ漫画「スラムダンク」の海南vs湘北戦で、湘北が海南の司令 […] 続きを読む