前半は1年生と同じで「基礎の習得」になります。本当の勝負は夏休みが終わってから始まる、後半からです。しかしそれまでに体制が整っていない場合は、巻き返しを図らなければなりません。
月 | 英語の内容 | 数学の内容 |
---|---|---|
4月 | 不規則変化過去形 教科書の暗記・暗写 | 文字と式 |
5月 | be動詞過去形 教科書の暗記・暗写 中間テスト対策 | 文字と式 連立方程式基礎 中間テスト対策 |
6月 | 過去進行形 教科書の暗記・暗写 期末テスト対策 | 連立方程式文章問題 期末テスト対策 |
7月 | 未来形 文の転換練習 教科書の暗記・暗写 | ここまでの復習 |
8月 | 前半・夏期課題の仕上げ 後半・実力テスト対策 | 英語と同じ |
9月 | 従位接続詞など 教科書の暗記・暗写 文の転換練習 | 一次関数基礎 |
10月 | 不定詞の基礎 教科書の暗記・暗写 中間テスト対策 | 一次関数応用編 中間テスト対策 |
11月 | 不定詞と動名詞 教科書の暗記・暗写 期末テスト対策 | 平行線と角 期末テスト対策 |
12月 | 文型のまとめ 教科書の暗記・暗写 | 図形の証明その1 |
1月 | 比較と現在完了形 教科書の暗記・暗写 | 図形の証明その2 |
2月 | 比較と現在完了形 教科書の暗記・暗写 学年末テスト対策 | 等積変形と確率基礎 主に学年末テスト対策 |
3月 | 主に復習と春期講習 | 確率発展問題 主に復習と春期講習 |
1年後の自分は…今の自分は…
今、中学2年生になった人が、このページを読んでいるのでしょう。すると、1年後には中学3年生です。先輩たちは、どんなことを勉強するのでしょう。 ちょっとワープして中学3年生のスケジュール紹介を読んでみてください。その上で以下を読んでください。
復習を自分から計画をたてて必ず実行しよう
中学2年生は、中学1年生のことが前提になって始まります。 もちろん中学2年生特有の 基礎から、基本から、発展・応用までの問題をクリアする必要もありますが、それでも、中学1年生範囲の学習を「はずしてしまった人」はその復習を必ずしつつ、進まなければいけません。さらに 「はずしていないと思っている人」は、 復習しなくてもいいわけではありません。
なぜなら人間は「忘れ去ることができる生物」だからです。 実際忘れることができるから生きていられるようなもので、 便利な習性ですが、こと勉強に関しては良くない。 適宜、復習計画をおりまぜて進むことになります。
苦手な分野を全部つぶすために、正しく覚えよう!
英語もやはり細かいことはまず置いておき、 重要部分だけでも毎日反復学習をすることが必要です。 単語力がないから、という人は毎日単語を読んで、書いて、例文を覚えること。 教科書の単語だけで構いません。 こちらでも用意しています。
英語は、1年生と同じく、教科書に沿って学習
文法事項は 当塾でまとめたテキスト をベースに、基礎から発展へと導きます。 1年生よりは、知らないといけないことが増えています。教科書内で出る英文も、とにかく、覚えないといけないのです。 自分で考えろ、いう先生もいるでしょうが、 少し偽善的です。知っていないとできないものは、できません。
数学は、学校の問題集を最優先
数学も、やはり学校の傍用問題集との取り組みです。 1年生の時より、一層丁寧な学習が要求され、 ほぼ毎日「見る」ことが要求されます。この傍用問題集には解答集が付いているので、 たいていの人は、解答の仕方がわからないときは、 そのまま「人間コピー機」になって写してしまうのですが、 これはいけません。
わからないときは解答集を「よく見てよく読んで 」かまいませんが、その時点では、解答を写してはいけません。1日か2日過ぎたときに、もう一度解答してみること、 これが約束です。勇気を出して、 基礎から、基本から、やり直すことが必要な場合もあります。
もちろん何回やっても、どうしても 分からない問題は、写しても構いません。 つまり写すのは最後の手段、としましょう。このように余裕を持って学習し始めるためには、 早めに手をつけることが、1年生の時より、もっと大切です。
夏休み前に成績が落ちた人は危険
2年生まで来ると、「できる人」と「できない人」の差は 埋めるのが難しくなって来ています。 特に夏休み前に成績が落ちた人は、相当がんばらないといけません。中学2年生は、夏休みに部活で「自分たちが主役」だから、時間も不足しがちですから。
部活ばっかりして、勉強は3の次(2番目は遊びか昼寝)にならないようにしましょう。 もしそうなってしまった人は、後で自分で責任を取ることになってしまいます、 諦めるのは、未来を担う若者らしくはないし、 失敗を取り返すのも自分です。